『ファミコンの驚くべき発想力』読んだ

さほどディープな話題はありませんが、NESの基本的な仕様を大まかに知るには良い本だと思います。基本が怪しい人(私のことです^^;)は一読しておいて損はないと思いますが、わかってる人にとってはあまり得るものはないかも。あとサウンドに関する記述が1ページしかなく、サウンドドライバやFrame IRQについて全く触れられていないのはどうなんでしょうか。

乗除算の方法も載っていますが、除算はもう少しうまくできると思います(Wizの除算ルーチン(NES版では $F32A)などが参考になります)。

全体としてはNesDevWikiなどの資料を読み漁れば事足りるレベルとは思いますが、知識ゼロの状態からだとそれは結構しんどいのと、独学ではしばしば勘違いが生じるので、こういう入門的な本にも意義はあると思います。数年前に出版されてたらもっと助かったんですけどねー。